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[頭脳バトル] 多数欠 宮川大河(著) ①

IMG_4178.jpg

ゲームは、知らぬ間に始まっていた――。

杉並第二高校で主人公・成田 実篤(なりた さねあつ)は
1限目からの苦手な情報処理の授業で「スゲーだるい!」と悪態をついていた。
「パソコンだけはダメアツだもんな!」
友人の佐藤 一彦(さとう かずひこ)が実篤に相槌を打つ。

ぱらぱらと生徒達が席に着いていき
教師が座った人からパソコンの電源を入れるように促していった。

すると、パソコンに見たことのない奇妙なメッセージが表示された。
<今 これを見ている YES or NO >

画面はスクリーンセーバーのようで、何か操作をすることで消えた。
そのときは皆が特に気にも留めていなかった。

だが、これがゲームの始まりの合図であった。

IMG_4203.jpg

画面が消えてから
実篤の親友である龍太が教室に入ってきた。
龍太は、画面を見られなかった。

授業を終え、学校を終え
親友の龍太と一緒に帰宅の途につく。
取るに足らない平々凡々な日常を終えた実篤は
日付の変わる0時に床についた。

翌朝、いつも通りの朝を迎えた実篤は
去年買ったばかりのテレビが壊れてることを訝しんだ。
保証期間内であるかを確かめようと
海外で働く親父に連絡しようとしたのだが、電話が繋がらなかった。

実篤は昨日遅刻した龍太の連日遅刻を防ぐため
龍太の家に寄ってから学校に行くことにした。

龍太の家の呼び鈴を押す。
しかし反応がない。
不思議に思いながら、部屋の窓から中を覗くと
そこにはぐったりと身体を壁に預けて座ったまま項垂れる龍太の姿が見えた。
生気が感じられなかった。

ドンドンと窓を激しく叩き
「おい龍太!どうした!?大丈夫か!?」
実篤は何度も龍太に呼びかける。
しかし、反応がない。

そこで救急車を呼ばなければと、実篤は救急コールをするのだが
繋がらなかった。
警察にコールするも、繋がらない。

まずは誰かの力を借りたい。
実篤は一彦に連絡して協力を仰ごうとした。
願いを込めて電話をする。
幸いにも、不思議にも、一彦への電話は繋がった。

実篤が取り急ぎ現況を伝えようとすると
言葉を遮るように「多分 龍太はもう死んでる」と一彦が告げた。
現状の確認もせずに無慈悲な物言いをする一彦に、苛立ちを覚えた実篤。
だが、何処にも連絡がつかないなら生徒会室に来るように促した一彦の指示通り
実篤は龍太をそのままに、学校へ、そして生徒会室の扉を開けた。

生徒会室には、実篤と同じ境遇のものたちが集まっていた。
親友を突然失った者、家族を突然失った者。
街の人々の姿さえ見られなくなっていた。

結論から話すと何が何だか分からない。
生徒会長の八木橋が龍太に状況を伝えた。

そのとき、この状況に回答を導くように
突如パソコンが起動した。
<東京都に住む日本人 YES or NO >
それは昨日パソコン画面に表示されたものに
書かれてる内容は異なるものの、形式は酷似していた。

見覚えのある画面だった。
生徒会室に集まった全ての人間にとって。

一旦は全員自宅待機を命じられ実篤も帰宅した。

翌日、再び生徒会室に集合した面々。
そこに生徒会長の姿はなかった。
生徒会長は死んでいた。

それでも生徒会長は最後に重要な手がかりを残した。
一昨日からのパソコンに表示されたYES/NOメッセージ。
生徒会長は埼玉在住であることを明かし、昨日の質問への回答はNO。
この質問が原因で死者が出ているなら
生徒会長か他の面々かどちらかが死ぬことになると伝言を残していた。
そして、生徒会長は死んだ。

実篤はその辻褄のあう仮説に納得した。

すると、再びパソコンが起動した。
試運転終了を告げ、ここで初めてルール説明がされた。
自身を『皇帝』と名乗るものから
東京にいる100万人の生き残った人に向けての無慈悲なルール説明。

多数欠。
回答権はなく、あるのは質問権のみ。
青いポストか赤いパソコンから1日先着1件、質問を投函する。
そして毎日0時丁度に採択を行い、多数派が死ぬ。

IMG_4206.jpg

最後に1人生き残ったときは
皇帝と面会する権利が与えられる。

不明な点の残るルール。
仮に生き残ったとしても、世界に独りきりでは意味がない。
だから実篤は、生き残ることを手段として考え
この世界のどこかにいる皇帝を探し出して倒すことを決めたのだった。

IMG_4207.jpg


生き残りを賭けたサバイバル。
50種の権利と15種の特権の中から、1人ひとつずつ獲得でき
不思議な力を手に入れる。

どんな能力を得たのか
それぞれの思惑を推理しながら進んでいくストーリー。
0時を過ぎる度に減っていく人数。

人口の減少は、タイムリミットの減少。

協力関係を築こうとした生徒会室で顔を合わせた仲間にも裏切りが生まれ
己の目的を実現させるために躍起になっていく。
冷静さを保ちながら、情熱的に勇ましい実篤の姿が格好いい。

細かな描写の中にも、彼らが残された世界がどういう状況なのかを伝える描写がある。
また多数欠のルールの不明点に気付く主人公。

ルールを読んだときは
こういうときはどうなるんだ、と思った私と同じ疑問を抱く実篤。
それ以上の疑問点を浮かび上がらせ、自身で解き明かしていく人たち。
想像以上につくりこまれています。

先の予想できない展開。
多数欠の裏をかくような質問は何かないか。
そんな想像を膨らませながら読んでいくと楽しくなります。

最初は自分がどのタイミングで死ぬのかなと
作中のモブになったつもりで読んでましたが
千葉在住のため、2つ目で死にました。


多数派になると死ぬ。
1人だけ生き残らないと皇帝への面会権は与えられない。
自分だけがあてはまるような珍しい特徴でYES/NOの質問をすれば
1発で1人だけ生き残ることができるはずだ。

何か私だけが持つ珍しい属性はないものだろうか。
貧乳好き?ロリコン?漫画好き?ドМ?
この中で珍しいのはドМかな。

肉体的なものよりは、言葉で責められる方が好き。
ですが最近は仕事の頑張りが評価され
小中学生のときのように、言葉責めを浴びせられることがありません。

女子高生から蔑まれ
汚い言葉で罵って欲しいです。踏まれたいです。
次回はそういう作品をご紹介。


検索用ワード:頭脳バトル サバイバル サスペンス 超能力
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