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[青春] 水色イデア 高梨りんご(著) ①

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北海道から義兄を頼りに、東京の高校へ入学することになった筒美 若葉(つつみ わかば)。
小学生の飛ばされた絵を取るために、木によじ登ってしまう天真爛漫な女子高生。
無事に絵を確保したものの、木から降りたときに男子生徒を下敷きにしてしまった。

散らばった男子の荷物を拾い集めつつも、小学生に絵を手渡した。
気が付くと、その場から忽然と男子の姿が消えていた。
若葉は男子のノートを拾ったまま、返しそびれてしまった。

若葉が眠たげに午後の授業を受けていると
今朝拾ったノートをまだ返していないことに気が付いた。
あとで兄に届ければ大丈夫か、と楽観的に考える。
若葉の兄は、若葉の通う高校で教師をやっているのだ。

でも、もし授業ノートだったら、あの男子は困っていることだろう。
ノートを開いてみた。
そこには漫画が描かれていた。
それもメチャクチャ面白くて、メチャクチャドキドキする最高の漫画が。
これまで漫画にあまり興味のなかった若葉だが
この漫画で一瞬にして、漫画そのものの虜になってしまった。

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思い立ったが吉日。
若葉は急いで兄の元に訪れ、この高校にある漫画部のととを訊ねた。
「時代は漫画なのだよ!」
漫画の素晴らしさを知り、ふんぞり返りながら迫る若葉に
兄は漫画部が休止中であることを告げた。

色々あり、部員も不足。
今では美術室が漫画部の仮部室となっている。
そういえば、美術部に漫画が描ける子が入ったと訊いたと話す兄。
しかし、わざわざ休止してる部に入らんでも、と忠告もする兄ではあったが
若葉は話を最後まで聴かずに、いそいそと美術部へと向かった。

そこで、今朝方下敷きにした男子と再会した。
サル女呼ばわりされ、若葉の話に耳を貸さない男子・日高 楓(ひだか かえで)。
名前を教え合い、それだけで知ってる間柄であるとする
他人の言い分を押し退ける天真爛漫の若葉。

漫画部に入るため、美術室を使わせて欲しいと請い
ヒソヒソと噂されながらも、美術室使用の許可を貰った。

美術部員として活動する日高の横で
若葉は拾ったノート漫画の感想を語り
漫画部に入って欲しいと切望する。

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しかし日高は、その願いを頑なに拒み
若葉を何度もうざがっていた。

女三人寄れば姦しい。
若葉ひとりで姦しい。
若葉は、日高につきまといつつも
漫画部の部員を集めようと必死に働き続けていた。

「お前さ、何でそんなに漫画部にこだわってんだよ?」
家にいたくない。
それだけの理由で美術室に残っていた日高は
漫画部活動再開に躍起になる若葉に問いかけた。

漫画なんて何処でも描ける。
別に部活に拘る必要はない。
事実、日高は部活動関係なく、漫画を描いていた。

若葉は漫画を描いたことがない。
漫画のことを良く知らない。
だから、部活動で漫画の描き方を教えて欲しいと話す。
そして、ある人に感動を伝えたい。
大袈裟なものではないけれど、何かの形で伝えたい。
それが自分の夢であると
まっすぐ前を見つめて話した。

日高とは異なる漫画への志し。
日高は漫画家になるのは無理だと、とっくに諦めていた。
夢ばかりでなく、現実を見るべきだ。
日高の冷たい言葉が、若葉を突き放した。

それでも若葉は前を向いていた。

翌日、日高の前で若葉は大見えを切った。
「私は叶えたい夢のためなら、いくらでも現実に抗ってやる!!」
夢に向かって猪突猛進。
若葉は日高に手を差し伸ばしながら、もう一度お願いをした。
「日高君には〝現実〟を教えて欲しい。その代わり私が〝夢〟を教えてあげる!」

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そして、日高の口が開いた。

「意味わからん」「考えて発言しろ」「おせっかい」「人の話を聞け」
多種多様な罵声を浴びせる日高ではあったが
若葉の言葉は、ちゃんと心に響いていたのだった――。


それぞれに事情を抱えながらも
漫画を中心にして結ばれていく仲間たち。
天真爛漫で楽観的な所を持ちながらも、芯のしっかりとした若葉に
引き寄せられるように部員たちが集まり、漫画部が活動を再開していく。

漫画の描き方や、漫画部としての活動が分からないながらも
周囲の人たちに支えられながら、少しずつ漫画道を歩んでいく
若葉の姿が楽しげで、可愛らしく、そして羨ましい。

若葉が他の部員に畳み掛けられるように罵声を浴びせられるシーンと
その言葉に言い返せずに縮こまる若葉がおもしろいです。

私の大好きなモノ。
この世で一番好きである漫画を夢にして
その夢に向かって我武者羅に努力する若葉。
例えその努力の方向が間違っていたとしても、とても微笑ましく感じます。

それぞれの事情や思いが交差して
これから深みが増していくであろうこの作品。

それぞれが自身の夢を叶えられる未来を待ち望んでいます。


この素晴らしい作品とテーマの流れで
「起こらないから奇跡、叶わないから夢」なんだよね。
と書き綴ってしまったら、ぶっ壊しもイイトコだろう。

ですが、私としては初期の日高君に共感できてしまう。
私の抱いてきた夢は叶ったことがない。

夢ではなく、目標と考えたとき
初めてそれらは実現できたのである。
夢は現実的でないと叶わないのだ。

若葉の夢に、日高の現実が加わったことで
きっと彼らの夢は、夢で終わらないことだろう。

どれだけ現実的に考えられるか。
その上で、段階を踏みながら見定めた目標に向かって努力する。
そういう姿勢が大切なのだと思います。

私が抱き続けている究極のエッチという夢も
それを目標に掲げて地道に努力することで、きっと道が開けるはず。

漠然とした対象ではなく、〝あの人〟としっかりとターゲットを絞ることが重要だ。

そして、交際をする上で経験値を積むことも重要になる。
あの人のために100人の女の子とセックスするほどの経験値が。
次回はそういう作品をご紹介。


検索用ワード:青春 学園 部活 
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