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[オカルト] 煉獄のカルマ 原作:廣瀬俊 漫画:春場ねぎ ①~②

IMG_4068.jpg

WHOの統計によれば日本の自殺者数は1日80人。
年間にすると29200人。
自殺者1人につき最低でも6人身近な人間が不幸になるとされている。
29200人×6=175200人。

夏なのに長袖の高校生・七瀬 誠(ななせ まこと)。
真昼間にアパートのドアを開け、自宅へと戻ってきた。

隣の部屋では朝から取り立て屋が騒々しくドアを叩いていた。
そんな取り立て屋から、何故いつも長袖なのかと不思議がられていた。

誠は学校に行きたくなかった。
学校で壮絶なイジメに見舞われているのだ。

そのとき、忘れ物を取りに父親がアパートにやってきた。
真昼間から誠が自宅にいる姿を見るや否や、父の平手が炸裂した。
大学附属で進学できると思って油断してるのかと、父の制裁が続く。
誠は止むおえず、自分も忘れ物を取りに来ただけだと言い訳をして
学校へと赴くことにした。
父親は、夏なのに長袖を着ている理由を問いただそうとはしなかった。

毎日のように、当然のように、イジメられる誠。
トイレで囲まれ、下半身を剥かれ、シコるように言われる。
拒否すると、制裁が与えられる。
腕をカッターで切られるのだ。
誠はその痛々しい傷を隠すために、長袖を着ていた。

IMG_4116.jpg

そんな誠ではあるが、密かに想う女子がいた。
同じクラスの霧咲 エリカ(きりさき えりか)。
横目で眺めては、霧咲の絵を描いていた。

しかし、不運にもそれを見つけた霧咲の友人・夜野がノートを奪い
気持ち悪がりながら霧咲に見せてしまった。
誠はドン引きされると思っていたのだが
意外にも霧咲はそんなことはしなかった。

天使のような微笑みで喜びの声を上げ、霧咲の才能を褒め称えたのであった。
十分に誇れる才能であると言われて、誠も嬉しくなった。
生きる希望が、活力が湧いてきた。

そんな矢先に、階段の上で隠れてキスをする霧咲とイジメのリーダーの男子がいた。
見ると霧咲は嫌がっている。
誠は拳を握りしめ、霧咲を助けようと決心した。
だが、霧咲の口から発せられた言葉は予想外のものであった。
「そういうのは家でしようよ」

霧咲とあの男は付き合っていた。
そして、誠のことを馬鹿にして
あの絵のことも馬鹿にして、誠が描いた希望を切り裂いた。

誠は生きる意味を失った。
屋上へと向かい、柵を乗り越える。
そして――。
「ざまあみろ」
現世に別れを告げた。

誠は天国にいく程の穢れのない善人か。
それとも地獄に行く程の罪を犯した悪人か。

それともそのどちらでもない人間か。
だとしたら、自殺した人間には罪を償って貰わなければならない。
誠が自殺したことで不幸になる6人を救うために。

「ようこそ煉獄へ!!」

IMG_4119.jpg

屋上から飛び降りて死亡した誠は、再び学校の屋上にいた。
目の前には謎の女。
誠は女から、6人を救うように言われたが、すぐにその場を逃げ去った。
誠の頭の中に浮かんだ不幸になる6人。
それは誠を苦しめた張本人たちだった。

幽霊のような状態で、現世を彷徨う誠。
この間まで天使だと思っていた霧咲は、誠の死を悼むような素振りはない。
誠の死を笑い飛ばしていたのだが
霧咲の友人・夜野は自分たちも悪かった、見て見ぬフリをしていた自分たちも同罪だと
誠の死を悼み、反省の色を浮かべた。

霧咲はそれが気に喰わなかった。
竹刀を奮い、夜野に突き立てた。
次のイジメのターゲットにされそうになる夜野。
そして、そこをたまたま目撃してしまった写真部の日向にも
霧咲の竹刀が襲いかかった。

IMG_4123.jpg

誠の死により不幸になる6人。
それは誠を虐めた者たちではなく、誠のことを思う人たちであった。

人間に触れることのできない誠だが
強い意志をもつことで、物に触れることはできた。

煉獄でのリベンジマッチ。
誠を虐めたものへの制裁と
誠を思ってくれる人たちへの救出劇が幕をあげた。


物にしか触れられない状況で
暴力と言う単純かつ明瞭な方法に頼らずに制裁を与え
6人(5人と1匹)を助け出そうとする誠の信念が素晴らしい。
自分が虐げられたことをやり返そうとはしない心意気はお見事です。

煉獄で身体を清めた後に、天国に行くと聖書には記されている。
この作品でも6人を助けたあとに、誠が天国に行くことができるのか。
それとも全く別の一途を辿るのかこれからが非常に楽しみである。

第1巻ではCase.1高校生編のみであるが
今後ストーリーが続いていけば、別の人が主人公になるのだろう。
社会人編など、自分に年齢が近いものになれば
主人公への感情移入もしやすくなるかもしれない。

そして、ハッピーエンドとは言えないようなタイプの話も展開されるかもしれない。

まだまだ謎の多い作品である。
次巻予告での意味深な言葉にも期待感が煽られます。
それと、微エロ展開も大好物です。
とにもかくにも次巻が待ち遠しいです。


傷だらけの誠。
怪我や傷を見かけたら、誰だって気にはなるものだろう。
ひどい怪我をしていたら、心配になって声を掛けるだろう。

普通の人ならばそれぐらいしかできないが
魔法が使えたら、その怪我を癒してあげるかもしれない。
例えその代償があったとしても。
次回はそういう作品をご紹介。


検索用ワード:オカルト 学園 
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